ぼくらの動物園日記
こんにちは、DIFlaです。
皆さんは、動物園は好きですか?私は普通です。
「可愛い動物がたくさん見られる」というメリットと、「臭いがすごい」というデメリットでプラマイゼロになるからです。しょっぱなからワクワクを削ぎ落とすような発言ですみません。
先日、初めて上野動物園に行ってきました!
動物園と言えば多摩動物公園くらいしか行ったことがありません。子供の頃は幼馴染とお互いの母親、4人で週一ぐらいのペースで通い詰めてました。
メンバーはアデリー、ネロ、ニルと私DIFlaです。
まず我々の朝は誰かの遅刻騒ぎで始まります。この日は11時に上野で待ち合わせだったのですが、定時ピッタリに来ない友達の風上にも置けないけしからん輩がいるのです。
私です。
朝シャンをゆっくりしてたらおやまあこんな時間…という事で髪も乾かさずに出てきたのですが遅刻でした。今回はニルの20分遅れの陰に隠れることができました。
結果的に私はアデリーやネロと大差ない時間に着き、ニルは出口を間違えて迷子になってました。
ネロ 「DIFlaあれ撮るよ!」
西郷どんの顔ハメ写真を撮られました。迷子のニルに場所を教えるためだと思ったら「ただ撮っただけ」だそうです。ニルには地図の写真を送り「頑張れ」と一言。その後、誰にも助けてもらえず無駄にやつれたニルと合流し、楽しい一日がスタートです。
入場券は600円とお手頃で、クソ貧乏人の我々には非常に優しい出費でした。
最初に入ったアデリーの入園券はこちら
ポニー
お次、ニル
上野名物、パンダ
因みに発情期のため名物のパンダは見れませんでした。ディズニーといい今日といい、呪いでもかかっているのでしょうか。
そういえば小学校の修学旅行では金閣寺が修繕中で、金閣を覆う垂れ幕に描かれたポップな金閣寺の絵を見ただったのを思い出しました。
やはりパンダ推し動物園。中国人、韓国人観光客がやたら多く、入り口付近でアデリーが韓国の人に写真を頼まれたりしてました。英語で頼まれ、アデリーは英語より韓国語のほうが得意なのですが「韓国人かどうか確証が持てない」とのことで英語で対応してました。
もし中国の人だったらアレですもんね。
私のバイト先はお客様の半分以上が外国の方なのですが、英語で話しかけた時に笑っちゃうくらい流ちょうな日本語で返って来る時もたまにあって、そのとき内心ちょっと恥ずかしかったりするので気持ちはよく分かります。
関係ありませんが、日本語が上手な外国の方は本当に尊敬します。
ニルの入園券
綺麗な鳥ですね
最後、私の券
カワウソ来い!カワウソ!!
なんでだよ
「動物園」からなかなか連想しにくい生き物がきました。サビトマトガエルって。カエルが大嫌いなニルが悲鳴をあげてました。
実はアデリーが最初にひいたのはパンダではなくポニーだったのですが、この後パンダを引いたネロにジャイアン顔負けの気迫で詰め寄り奪っていました。
DIFla 「アデリー、私のと交換してあげy」
アデリー 「いらない!」
DIFla 「 」
そういえばアデリーはトマトが嫌いでした。当然の反応ですね。
同様のセリフを他の2人にも向けたところ、ネロには「いらないよバカ」と言われニルには「絶対無理‼︎」と言われました。カエル人気なさすぎだろ。
かわいいじゃんカエル!みんな冷たいなあもう!いいよ!そんな人に持たれたら逆にカエルがかわいそうだわ!ぷんぷん!!
上野動物園の方には、DIFlaがカエル好きだったことに感謝してほしいものです。
~散策開始~
かんわいいいい
私はカワウソが大好きです。昔飼っていた猫のシャンプー中の姿と似ているからです。
唯一違うのは、猫は水に入ったとたん死に物狂いで逃げようとするという事ですね。
お次はどんなかわいらしい動物が見られるのでしょうか!
と思ったらめちゃめちゃ怖いマスコットに遭遇して全員で叫びました。
なにこれ、フラメンコ踊ってるゴブリン?
~次に歩を進めた鳥コーナー~
自分たちより年上のワシ
ひたすら自分の片足をついばむ鳥
重い過去を背負ったような名前のタカ
心なしか、この先何があっても生き続ける覚悟を感じさせる顔つきですね。
ちょっと写真は載せられませんが、猛禽類のオリの地面に生肉がちょこちょこ転がっていて、しかもよく見たら全部鳥の頭でめっちゃ怖かったです。
虚空を見つめ「食べるというのはこういうことだ」と言わんばかりの生首たちの表情は一生忘れられません。命のありがたみを再認識させられた鳥コーナーでした。
~次は猿コーナー~
…大丈夫でしょうか。
特にムサシくん。脳梗塞て。私の祖父も何回かやってるので他人事じゃありません。
しかしその表情は明らかに「まだまだ現役じゃよ」と言っています。どうやら余計な心配だったようですね。
ピーコちゃんは顔が半分隠れていて女子力高いなと思いました。恥じらいのある女の子はモテますからね。長年で培った女子力がにじみ出ています。
アデリー「昼下がりのOLみたい」
「トトちゃん」という女の子だと思われます。なるほど確かに、その手に持っているのは缶コーヒーかタバコかってくらい「昼休みに屋上で一服中のOL」に見えてきました。頭のゴミがなければもっと良かったですね。
おそらく年の頃は27~8、会社では頼りにされるしっかり者だが、少し言葉がきついのが玉に瑕。結婚に焦りはあるものの男性の前で素直になれない自分に嫌気がさしているが、やがてそんな彼女の本当の良さをわかってくれる優しい後輩に思いがけずプロポーズされるという未来まで見えてしまいました。
なんだか応援したくなる背中ですね。
かわいくってどうしよう
ライオン、特にメスは大きい猫と同じフォルムなのでDIFlaのツボにどストライクです。ほしい。ディズニー映画の「アラジン」に出てくるジャスミン姫がうらやましくて仕方ありません。
〜昼ごはん〜
いい時間になってきたのでお昼を食べました。
アデリーとネロはホットドッグを、ニルはポテトとメロンソーダ、私はジャンボ肉まんとポテトを買いました。
ネロ 「いただきまーす!」
アデリー 「おいし〜」
ニル 「次どこ行く?」
DIFla 「…」
私の異変を察知したアデリー。
アデリー 「…おいしいね?」
DIFla 「なんかおいしくない気がする」
ニル 「えっ」
そう、ジャンボ肉まんが美味しくないのです。このメンバーで食べればおそらく何でも美味しく感じると思っていただけに驚きです。
「食べてみ?」とネロの口元に肉まんを運ぶDIFla。
ぱくっ
ネロ 「うっま!!」
DIFla「それホントに言ってる?」
ネロ「…くないな、これは」
アデリーにも一口。
アデリー「なにコレ〜」
泣きそうなカールおじさんのような表情のアデリー。
ニル「俺はいいや」
そうはいっても寂しがり屋のニル。「自分だけ食べてない」ことに耐えられなかったのか、ぱくり。
ニル「…ふふふっ」
美味しくなさすぎて気が狂ったようです。
アデリー「でも、ホットドッグは美味しかったよ!」
ネロ「パリパリだった」
ニル「ポテトもうまいし」
DIFla「私さ、ワンチャン肉まん2つ買おうと思ってたんだよね」
アデリー「あっぶねw」
忘れられない思い出もできたところで、次は爬虫類・両生類館に行きました。
ニルは「外で待ってる」そうですが、寒いのでせめてエントランスの中で待つよう言いました。
アデリーはヤモリ系は苦手ですが水槽の中にいるなら平気なのと、ワニなど強そうな生き物が好きなので楽しそうにしてました。ネロは特に好きでも嫌いでもないのでそこそこ楽しんでる様子でした。
私が一番はしゃいでいたと思います。
水槽にかぶりつき、スマホで写真をパシャパシャ撮っていました。もっとも、首から下げる高そうなカメラを持ったお兄さんがたくさんいたので、本当に好きな人との格の違いを思い知りました。
ところで勝手に撮るのは躊躇われたので写真はないのですが、この日ハイギョを見ながらスケッチブックに絵の具を使って描いてる人がいて、それがめちゃめちゃうまくてハイギョよりも絵の方を見てしまいました。
ここからは爬虫類系の画像と頭の悪いコメントがが続くので、苦手な方は飛ばしてください。
ワニってカメ食べないんだ!?
かわいい!!
でかい!(胴体だけで1mくらいあります)
ぐねぐねしてる~(青いのはネロの肩です)
でっかい!微動だにしない!!
個人的に好きだったツートップの一つ、ガラパゴスゾウガメです。
中学か高校の英語の教科書に載っていた長寿亀もこの種類だったと思います。確か名前はマリオン。
もう一つ好きだったのはオオサンショウウオですが興奮しすぎて写真撮るの忘れました。どでかかったです。横幅30㎝くらいのヤモリみたいでした。
そこかよ
レッサーパンダが木の枝と枝の間でまるまって寝ていました。
どうやってそこを見つけ、ベスポジと判断したのか、どうやって座り、まるまったのか見当もつきません。野生の勘でしょうか。
もっちりとはみ出たボディがたまりませんね。触りてえ。
閉園前に入った哺乳類館で最も印象に残ったのはコウモリのスペースでした。
食べ物粗末にしまくり
と思ったら正式マナーだった
コウモリ界に詳しくない教養のなさを露呈してしまいました。お恥ずかしい限りです。
エサやりの時間に来館できたのはラッキーでした。
さっきからおじさんにぶら下がってる子がいる
比較してみる
この子は人間に哺乳されて育ったため、人間を恐れないどころかめっちゃ懐いてくるそうです。かわいすぎかよ。
こうしてあっという間に一日が過ぎ、このあと全員で飲みに行きました。
ネロ「俺も」
DIFla「…じゃあ私も!」
~数分後~
店員さん「ファジーネーブル3つです」
ニル「はい、ディズニー行った組にファジーネーブル!」
どんっ
ネロ「…いやさ、ニルはディズニー嫌いかなって思ったから」
ネロ「そうだった、めっちゃ好きじゃんw」
ネロ「でもほんと、これだけは信じて。ミッキーには会ってない。」
ニル「…本当に?」
ネロ「プーさんには会ったよ。でもその…手繋いだだけだから。」
ニル「本当に…?信じていいの?証拠はある!?」
ネロ「だからそうだって言ってんじゃん。…しつこいな」
ニル「…!?どうせさ!もし私がスティッチと…その、同じ事したら怒るんでしょ!?なのに…」
ネロ「あーもう...めんどくさいな」
ニル「………!」
DIFla「お前ら上手いな、なんか同じテーブルめっちゃ気まずいわ」
アデリー「さては相当な場数踏んでるな?」
DIFla「完全に別れる寸前のカップルだった」
アデリー「これは数日後には確実にスティッチとやってるな」
茶番と呼ぶには完成度の高い寸劇でした。今日も楽しかったです。
~おまけ~
動物がいないので供物にしか見えない
ラスボスが近い
枯れ木にとまる大量のカラス、妙な不気味さ。後ろのビルがなければどう見ても敵の本拠地付近にある毒の沼です。
完全に真理の扉
開いたら絶対に持っていかれますね。
かわいい~
最後に餌やり中のカワウソ、その鳴き声入りの動画をお楽しみください。ちなみに関係ありませんが、うちの猫の餌くれコールに酷似しています。
もれなく萌えてる我々や他の人の声も入ってますがご了承ください。
ディズニー行った話もそのうち上げますね。
ではでは。