ムキムキ女子大生、目指します。
こんにちは、DIFlaです。
突然ですが皆さんは今年の目標、決めましたか?
よく小学校で書初めの宿題で出されたりするテーマですが、今年一年間の生き方がそんな一言に凝縮できるはずがありませんよね。
我々はそんな半紙スケールの薄っぺらい人生を生きてはいません。
ということで早速ですが、私が設定した今年のテーマはこちら
ムキムキになる。
なんと重厚な響きでしょう。これは濃密な一年になる予感がします。
想像してください。薄皮の下に詰まったはちきれんばかりのマッスル。
それはまさに、見て誰もが納得する「努力の証」。なんたってムキムキなんですから。
生き方、というフワフワした枠に収まるこれ以上に具体的な目標が他にあるでしょうか。
因みに先ほどのクソベタなボケはスルーで結構です。
他にも英検一級を取る、手話検定を受ける、TOEIC900点を目指す、など学生らしい目標も浮かびましたが、これらはやる気と絶え間ない美少女の声援さえあればいつでもできるのでやめました。
さあ、ムキムキになると言っても具体的な目標が必要です。
現在、私のマッスルは脂肪にコーティングされ真価を発揮できずにいます。
ドラクエで例えるなら氷漬けにされたエスタークといったところでしょうか。
ゴールとしては全体的にマッチョになりつつ、母の体重である~55㎏を「お姫様抱っこで運べる」ようにしたいです。母が最近よく転ぶのですが、私の今の力ではおぶって小走りで帰るのが精一杯なので、今年はもっとスマートに運べるように内なるエスタークもといマッスルを解き放ちたいと思っています。
立てない女性をお姫様抱っこで運ぶ…
めちゃくちゃかっこよくないですか!?
昭和の少女漫画なら120%恋に発展する流れですよ。
まあ相手は30年上の母親なんですけどね。
腕の中でほほを赤らめるどころか道中寝やがるのが容易に想像できます。
小遣いくらいははずんでくれるかもしれませんが。
筋肉をつけると代謝が良くなるらしいので、健康な体も望めていい事尽くめですよね。
痩せる効果も期待できそうです。
さっそく「今年はムキムキになるよ」と友人のネロくんに報告したところ、
「きもいからやめろ」と一蹴されました。
いったいどれほどのムキムキを想像しているのでしょうか。
そう言ったらネロくんがこちらの写真を送ってきました。
いやいや、バカかお前は。
華の女子大生にどんな苦行を強いる気だ。
その昔、代謝が良すぎて摂取カロリーが消費カロリーに間に合わず餓死してしまったボディビルダーがいると聞きましたが、そんな筋繊維の塊のような人間になるつもりはありません。もっとも、なれる気もしませんしね。
因みにネロ君は生粋のモヤシっ子です。
さらっと「華の」とか付けてみましたが、この21年間女扱いされた試しはありません。
潰したカーネルサンダース似だが女子力抜群な父、そして華奢ながら単純かつ男勝りな母親が結婚した結果
「潰したカーネル似の単細胞女」という最低な遺伝子を持って誕生したのが私です。
神様ふざけただろこれ。
きっと雲の上で「この方が面白いと思って」とほくそ笑んでいるに違いありません。
いつか宝くじで一億円当たったら大量の線香を買って一度に焚いて、神様をじっくりスモークしたいと思います。
なんだかいい香りになりそうですね。逆に喜ばれそうです。
話を戻します。
~ネロとのやりとり~
ネロ「揉んだ俺から言わせてもらうと」
私 「ふむ」
ネロ「〇〇は筋トレしても細くはならない」
私 「それは知ってる」
私 「恐らくマッスルが増えるだけだ」
ネロ「細くなんなきゃ意味ないよ」
私 「どうすりゃええねん」
ネロ「筋肉を落とせ」
私 「マジか」
ネロ「〇〇はかたすぎる」
マッチョになりたいっつってんだろ。
却下です。「揉んだ俺」については後述しますが大した話ではないです。
さて、DIFlaムキムキ化計画はネロくんに応援してもらえませんでしたが、
この計画の動力源として「よくすっ転ぶ母」のほかに貢献してくれたのが何を隠そうこのネロくんなのです。
数日前に友人4人で集まって行われた忘年会という名目の飲み会。
前回の記事を読んだ方には「どんだけ忘年会やってんだよ」とパソコン越しに殴られそうですが 、属しているコミュニティの数だけ忘年会もあるので勘弁してやってください。
この日の深夜、ネロくんは気持ちよく寝かけていた私を起こすため、あろうことか腹の肉を両手でわしづかみにし、力いっぱい揉み、ついには足で踏むという暴挙に出たのです。 詳しくはまた後日投稿します。
その時言われた一言。
ネロ「...意外とかたい...」
たぶんこの時、私はものすごいドヤ顔をしていたと思いますが
「男性に腹を揉まれながら腹立つ顔で笑っている女」なんて、はたから見たら変態にしか見えないですよね。室内でよかったです。
そう。脂肪でコーティングされているとはいえ、私の中には確かにエスタークが眠っていて、凍てつく波動を放つ瞬間を今か今かと待っているのです。
とはいえ、眠りを妨げられるのを嫌がるのもエスターク。
いつまでも「はい」を選べないようではエスタークは目覚めてくれません。
今までエスタークが眠っているのか確証を持てないで生きてきましたが、この度ネロくんという第三者に認められた訳です。
この瞬間、私のムキムキ欲は過去最高値に達しました。
今月中旬から始まる春休みではバイト帰りに必ずジムに寄るようにしたいと思います。
「ムキムキの女はモテない」とネロくんに言われましたがムキムキでなくてもモテてないので知ったこっちゃありません。
我ながら楽しみです。
そのうちデスピサロにだってなれるかもしれませんからね。
ただその前に腕や頭がぶっ飛ぶという段階を踏まなければいけないのが難点ですが。
後半ドラクエネタに走りましたが、本日は以上です。
目指せムキムキライフ!!
~おまけ~
筋肉 「グゴゴゴゴ...だれだ?わがねむりをさまたげる者は?」
DIFla 「はい」
筋肉 「私になに用だ?私をほろぼすためにやってきたのか?」
DIFla 「はい」
あっ......
fin.